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T4
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大腸菌に感染するウィルスです。自分のDNAを注射器のように大腸菌に注入します。感染された大腸菌は40分ほどで死んでしまいます。その時100匹ほどの子ファージが壊れた大腸菌から新しく生まれます。
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T4ファージは長い微繊維を使って大腸菌の菌体に取り付きます | |
| ファージが大腸菌に吸着すると、基盤は六角形から星型に変化します |
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すると微鞘が縮んで微管が菌体の外膜に侵入します | |
| これらの過程に外からのエネルギーの供給は全く必要ありません | ||
T4ファージは
といった研究材料として使いやすい特徴を持っています
また、T4ファージは複雑な構造を正しく構築するために
といった巧妙な仕掛けを進化させています。
さらに、ウィルス粒子は自己ゲノムDNAキャリアーであると同時に、DNAを宿主細胞に効率よく注入するための分子機械であると考えることができます。
したがって、ウィルスの構造の構築原理や構造変化の研究は、生物およびたんぱく質の機能の理解のためだけでなく、分子機械の設計やナノテクノロジーの開発という観点からも重要だと考えています。
T4ファージを使った初期のたんぱく質集合研究の重要な結論のひとつは、ファージの粒子が出来上がるまでの分子集合が極めて秩序だった経路にそって行われていて、その経路は転写や翻訳のレベルで調節されているのではなく、蛋白質分子間相互作用によって制御されているということでした。
つまりファージの体は部品である蛋白質がそろうと、自然におもちゃのロボットのように組み立てられます。(部品となるたんぱく質の種類は70種ほどです。ただしひとつしか必要ない部品もあれば、数十個必要なものもあります。)
このようにファージの体が出来上がっていくときに
どうしてこんなにうまくいくのでしょう?その仕組みが知りたいのです。
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